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神戸市営地下鉄 運転士が殴られたり、運行妨害もあったけど

思うことなど
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地元なので気になるのですが…。

2025年6月4日16時25分ごろ、地下鉄三宮駅で谷上行きを担当していた運転士がホーム上で殴られ意識を失った。

殴った男は車両の側面を叩いていた?といった報道もあり、それに気付いて運転士が非常ブレーキをかけてホームへ降りたのか、車掌が非常ブレーキを引いたいのかはわかりませんが、列車は急停止して運転士がホームに降りた後に殴られたようです。

※犯人(50)はその後街中で逮捕

 

神戸市営地下鉄海岸線の運行を妨害したとして、2025年6月4日に逮捕(再逮捕?)(46)

2025年3月12日に中央市場駅でホーム非常通報装置を動作させ、駅員を振り切り地下鉄で新長田駅まで移動したところを駅員に通報された。

調べていくと3月5日にみなと元町駅に停車していた車両の側面にへばりつき線路内へ落下し、駅員に引き上げられるなどして業務を妨害。

3月10日にみなと元町駅で入駅してくる列車に対してホームから足を出し、接触はしなかったが列車の運行を妨害。

3月10日に新長田駅でホーム非常通報装置を動作させて運航を妨害。

3月11日に中央市場駅で閉扉する車両のドアにわざと身体を挟ませて運行の妨害。

 

そういえば2024年12月18日には地下鉄三宮駅の改札付近で70歳の女性が見ず知らずの49歳の女性に刺され重傷を負う事件もありました。

※その後犯人の女性は不起訴処分

 

 

こういったことが立て続けにありましたが、それ以上に気になるというかふざけるな! という気持ちになったことがありました。

2025年5月29日ですが、運転士ら25人が視機能検査(視野や色覚などの検査)を受けずに運転業務に従事しており、そのうち5名は視力の基準「両目が1.0以上かつ片目が0.7以上」を下回っていたという。

休職からの復職時や人事異動時などに検査を受けていなかったらしく、チェック漏れなのかはたまた勘違いなのかはわかりませんが、とにかく管理体制がずさんだったわけですね。

視力などの検査は年に1回以上受診することが義務付けられており、例えば3月31日までに検査を受けて基準を満たしていなければ、4月1日からは運転業務には就けないといった運用がされているのがふつうだと思います。

私がいた会社だと視力などの検査は年に2回行われていて、受診しなければ強制的に乗務からは外されていましたし、視力が基準に達しなければメガネなどを購入し再検査で合格するまでは、乗務から外される措置を取っていました。

 

検診などは会社にある診療所で受診するか、自費で人間ドッグへ行って結果を会社に提出する必要があって、人事課と診療所で情報を共有していたので診察漏れは起きたことはなかったと記憶しています。

病気休職明けの人に対しては必ず診療所を受診し、診療所のOKが出ないと復職させてもらえませんでしたし。

私は視力で苦労していましたから、5名もの人が視力検査の漏れで規定値を充足していなかったのに運転していたことが、とにかくショックでした。

日本で初めてドイツのマイスターの資格を取った眼鏡屋さんにお世話になっているのですが、その店主曰く私の目はまれに見るややこしさだから、機械で測ったところで絶対に目に合うメガネなんて作れないとずっと言われていましたし、目の形状から言ってコンタクトは絶対に入れるなとも言われています。

実際に全国展開する眼鏡屋さんに何軒か行ってみましたが、機械では測れないので医師の診断書をもらってきてくれと言われ続けていますしね。

会社の半年に一度の検診前には必ず眼鏡屋さんへ行って視力などを細かくチェックしてもらい、だいたい1年から1年半に1度はレンズの交換をしていたほど。

そんなことを10数年して何とか視力を維持して運転していたのに、神戸市交は! ってどうしても思ってしまいます。

 

これまでの経験から言って、管理監督がいい加減な状態になっている社局は、表に出る出ないは別にして必ず大きなミスを犯します。

神戸市交の山手西神線はワンマン運転の計画があるそうですし、何もなければいいんですけどね……。


 


 

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