2025年1月16日、JR東日本の首都圏の鉄道が大混乱に陥りました。
夜間作業を行うにあたり架線の電気は切っているものの、万が一の感電事故を防ぐために架線と線路とをつなぐ(短絡させる)ことで安全を図るわけですが、最後の最後にこの短絡を解除し開放状態にして作業を終わるところが、短絡しっぱなしになっていたのが原因でしょうね。
作業員が開放し、責任者が開放状態をチェックして作業は無事終了となるはずですが、短絡したまま忘れていたのか、開放状態になっていることを責任者も確認したが、誰かが再び間違って短絡させたのかはわかりませんが(そんなことはまずないと思うけど)、とにかくこれが原因で始発から8時間ほど運転を見合わせ、その影響で他の路線にも運転見合わせが波及するし、代替となる他の私鉄やバス、タクシーもかなりの混乱が見られました。
利用者の多くの方はイライラもしたでしょうし、一度運転再開して再び運転見合わせとなった京浜東北線では車内で閉じ込められたうえに、線路内を歩いて駅まで避難された方もおられましたし、停電状態ですから車内灯はつかないし(予備灯は点灯しますが)空調もストップするしで、救急搬送された方もおられるようですしね。
JR東日本だけではなく各私鉄や地下鉄などで従事されていた方も、本当にお疲れさまでした。
こういう事案が発生した時、現場で働いている者への情報の伝達は本当に遅く、利用者がスマホを使って情報収集しているのと変わらない程度の情報しか持ち合わせていないことが多く、それでもって利用者からは様々な質問や罵声を浴びせられますから、本当に大変なんですよね。
制服を着て仕事をしている以上はキレるわけにもいかず、ただ忍耐あるのみ。
JR東日本の社長以下取締役たちは、社員に対して頭を下げないとみんなやる気を失いますよ。今回の事案だけではなく、あまりにもこの手の運転阻害事案が多すぎますから。
他の私鉄の駅やタクシー待ちの行列の様子が映し出されていましたが、山手線や京浜東北線がストップするとこれだけ波及的に周囲へ迷惑が及ぶわけですが、これがもしも首都直下地震によってJRも私鉄も地下鉄も、道路の損傷によってバスやタクシーも走れない状態になったらどうなるのかなと、そんなことを思いながらネットでニュース映像を見ていました。
今回の事案は朝の通勤通学時間帯を直撃していますから特に影響が大きかったわけですが、地震が朝の通勤通学時間帯と重なったら、今回とは比べ物にならないパニック状態になるかもしれないですよね。
この記事を書いている今日は1月17日で阪神淡路大震災から31年が経過した日。
朝6時前(5時46分)に地震が発生したので、乗車のために駅に長蛇の列ができるということはありませんでしたが、もしも7時とか8時に地震が発生していたら本当にパニックになっていただろうなと思いますし、神戸とは比べ物にならないほど人が多い首都圏だと、パニックどころじゃないですからね。
各社ともに地震発生時のマニュアルの作成や避難誘導の訓練も定期的に行ってはいますが、利用者も周囲の人も冷静でいるという条件での訓練になりますし、昨日のような大人数がいる場面で駅や車内にいる人みんなが冷静でいられるとも思えないし、ちょっと怖いよなと感じます。
ちょいと話が逸れましたが、作業員が不足していること、特に経験を積んだ作業員の不足が如実に表れているように思います。
電気系のトラブルがJR東日本はかなり多い印象があるので、特にそう思います。
作業員・技術者たちは本当にすごいスキルをJR東日本で取得しているわけですが、とにかく勤務時間が夜間に集中するし給料も安いことから、このスキルを活かして他社へ移っていく人が多いとも聞きますしね。
他社へ移ったら勤務時間など待遇は格段によくなるし給料も相当アップするので、人材の流出が止められないのもこのところのJR東日本の電機系のトラブルによる運転阻害要因なような気がします。
そして最後に、
梅○淳っていう、鉄道のことをあまりも知らなすぎる鉄道ジャーナリストがテレビに出ていろいろと話しているようですが、今回の件なん鉄道のシステムに詳しい人に解説を依頼するべきで、役に立たない人に話をさせてお茶を濁すような放送は避けるべきだと思うけど……。
